木のうた四季のファンタジー1↓■絶版，希少絵本はこちらからどうぞ#N絶版絵本↓■植物の話しはこちらからどうぞ#N植物#ジョールジュレホツキー#木島始#佑学社#木のうたハンガリーの画家 ジョールジュ・レホツキー氏 は、愛孫ムキのために、自身の50年に渡る画業の中から精選した絵を、「木のうた」「鳥のうた」の２冊の絵本にして贈った。木島始氏の詩は、「わたしは、絵に紡がれるようにして、ことばを織っていた……。」というほど、レホツキー氏の絵に見事に調和し、お互いを引き立てている。祖父と孫との会話という形で、この世で生を受けたあらゆるものの、生きる姿を大らかに描いている。それは、身の回りの小さな命から始まり、植物、動物、人間、やがては大自然、世界全体へと広がっていく。お互いに生を謳歌し、お互いを感じ合えれば、言葉など不要であり、すべて通ずることができるのだと。（人間も、大自然の中では小さな命のひとつに過ぎず、調和を担うものであると思い至る。）レホツキー氏の絵は、色鮮やかで美しく、繊細であるのにダイナミックで優しい。ページを繰る度に描かれる命は広がり、その躍動は見る者に迫ってくる。愛孫のために編まれた絵本は、絶対的な生の肯定と、活力に満ちている。