1940年代に米国のノースショア線で登場した流線形インターバン(都市間、シカゴ－ミルウォーキー間)特急電車の87分の1模型です。戦後、日本にも大きな影響を与え、連接台車は小田急SEカーのモデルになったと言われています。最高時速は140/ｈの高速で、食堂車が設けられていました。
車体幅：約33ミリ 車体高：約30ミリ 車体長：(先頭車)154ミリ・(中間車)110ミリ 概算です。インターバンですから、路面電車並のスケールになっています。モデルの性格上、都市内では路面電車として、都市郊外では都市郊外電車としてご認識ください。本機はＤＣＣによる運転も可能なようですが、ＤＣＣ用のオプションはありません。英文のドキュメントでご確認ください。または、コンカー社のＷｅｂ情報でご確認ください。
この模型の難ありは、先頭動力車の連接台車の左側の集電用のリン青銅板がスムーズに台車の集電板にスムーズに載せにくい場合があること(写真⑨をご参照)、②通風機が一機脱落していること(写真⑧をご参照)です。このような難ありのジャンク扱い品ですが、ノークレーム・ノー返品条件でご検討ください。（2022年 3月 12日 11時 09分 追加）ＬＥＤによる前照灯と尾灯、室内灯あり。（2022年 3月 12日 13時 14分 追加）難ありのリン青銅の集電ベロが台車の集電板上に定着しにくい癖が時々あることですが、写真９の台車の右側手前の枕板に乗る箇所です。このように素直に上に乗っかるなら問題はないのですが、レールに乗せるタイミングで台車が回転するときに、リン青銅板のベロが、台車の集電板の下に潜り込んで引っかかる癖があります。一方台車左側のリン青銅板のベロは台車枕板の集電板の下に潜り込んだりする悪い癖はありませんので安心です。運転開始時にベロが正しく台車枕板の集電板の上に載っているかどうか確認してください。またはそのような仕組みを加工して頂ければ安心です。