山下達郎が1972年(当時19歳)に鰐川己久雄、並木進、武川紳一らと自主制作した幻のアルバムで、ジャケット・デザインは後にシュガー・ベイブのアルバム『SONGS』のデザインを手がける金子辰也によるもの。 山下達郎が世に残した最初の作品であり幻のアルバムで、A面はビーチ・ボーイズのカヴァー、B面はドゥー・ワップやロックンロールのカヴァー等で構成されています。 当時、喫茶店で偶然このアルバムを聴いた伊藤銀次からこの自主制作盤のことを伝えられた大瀧詠一が山下を自宅に呼び、1973.9.21はっぴいえんど解散ライブのコーラスに起用。それをきっかけに、後のシュガー・ベイブ結成へと繋がっていきます。 オリジナル盤は1972年に自主制作され、100枚だけプレスされました。これはオリジナル盤ではなくてその復刻盤で、シュガー・ベイブのマネージャーでもあり、東京・南青山にあり1989年に閉店した伝説のレコードショップ「パイドパイパーハウス」の店主、長門芳郎の「Believe in magic records」というレーベルから1985年に一度だけ限定枚数で復刻プレスされた貴重なLPレコードで、発売当時にお店まで買いに行きました。　ファンクラブでは復刻CDも販売されていますが、当時の「自主制作盤レコード」の雰囲気は、やはりCDではなく「レコード」という形でないと味わえないと思います。　レコード棚で大事に保管しており、購入後はすぐにカセットテープに録音して、そちらを聴くようにしていたので、盤質自体は良好だと思います。　ジャケットは経年によるシミが少し見られますが、他に特筆すべき問題点はなく、解説のライナーカード含め、大きな色褪せや折れも無いきれいな状態ですが、新品未開封ではありませんので、レコードとしてご理解いただけない方は、購入をお控えください。　なお、詳細は写真をご覧ください。商品の情報カテゴリー : 本・音楽・ゲーム > レコード > 邦楽商品の状態 : やや傷や汚れあり発送元の地域 : 大分県