ペリカンの万年筆、M800になります。骨董市で出会いました。ペン先に食い違いがあり、胴軸に割れがあるのでジャンクになります。また現時点では尻軸も回りません。 しかし、このM800、ペン先にはEN刻印があって、天冠にはメタルのロゴプレートがあります。そして、このロゴプレートは2種類あって、今回のロゴプレートは最初期の物です。キャップリングにも西ドイツとあります。1990年前後ぐらいだと思います。 ペン先を修正、胴軸内部の洗浄が出来れば書ける様になると思いますが、その書き味を早く味わいたいですね。 万年筆 ペリカン M800 2018.10.14追記 洗浄を開始しました。 放置が効いて、ペン先ユニットが外れました。 2018.10.15追記 尻軸も回りました。胴軸に割れがあっても、漏れは無い様です。あとはペン先の食い違いが治れば復活です。 胴軸交換費用をペリカンに確認しました。税別10.000円です。緑縞、青縞、黒から選べるそうです。オリジナルの緑縞にするか、さりげない黒にするか、色が被ららない青縞にするか迷います。 2018.10.27追記 ペンクリニックでペン先を修正して頂きました。これで筆記可能になりました。さすがEN刻印です。柔らかいです。しかも、この個体はペンポイントが小さめなので、少し細めで、好みの太さです。残るは胴軸交換です。 1枚目の写真を入れ替えました。 2018.11.25追記 胴軸を交換しました。丸善池袋さんにお願いしたら、三越日本橋へ行けば店頭で交換可能とのことで、交換して来ました。M800緑縞を青縞にして、その緑縞をM800ENへ流用しました。対応はペリカンのペンアドバイザーの山本さんでした。素晴らしい方でした。しかも詳しい。さすがでした。 青縞のM800と交換済みの胴軸は商品に含まれません。