時代屋の女房 ビデオテープ VHS 森崎東 村松友視 荒井晴彦 セール 長尾啓司 渡瀬恒彦 夏目雅子 沖田浩之 中山貴美子 平田満 朝丘雪路 津川雅彦

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時代屋の女房 ビデオテープ VHS

森崎東 村松友視 荒井晴彦 長尾啓司

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東京・大井町界隈で古道具屋“時代屋”を営む安さん(渡瀬恒彦)のところに、突然日傘を差して猫を抱いた謎の美女・真弓(夏目雅子)が現れ、時代屋に住み込んできた。一切の素性を語ろうとしない真弓を安さんはこころよく受け入れ、やがて二人は夫婦のように生活していくが、ある日真弓は突然姿を消した……。村松友●の同名小説を原作に『黒木太郎の愛と冒険』『ニワトリはハダシだ』などの鬼才・森崎東監督が手がけた、ムードあふれる大人のための人情悲喜劇。「何も言わず、何も聞かずが都会の流儀」を口癖にする謎めいたヒロインを夏目雅子があたかも幻のように魅力的に演じており、彼女の代表作と呼ぶにふさわしいものとなった。また渡瀬恒彦の飄々とした好演は彼の新境地でもある。時代屋と関わる周囲の人々が繰り広げる個性豊かな群集劇としても見事に屹立している。現代そのものをどこか否定した姿勢も単なるノスタルジイの域に留まらず、森崎監督の強固な反骨の表れとして映るのもいい。





骨董屋を経営する中年男と、その店に転り込んできた娘の関係を中心に、近所に住む人々の生活を人情味ゆたかに描く。第八七回直木賞を受賞した村松友視の同名小説の映画化で、脚本は「キャバレー日記」の荒井晴彦、長尾啓司、「黒木太郎の愛と冒険」の森崎東の共同執筆、監督も森崎東、撮影は「港町紳士録」の竹村博がそれぞれ担当。

1983年製作/97分/日本





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